そして春へ [ガジェット]
auの話をもう少し。
昨日の発表会の中でも言われておりましたが、auのLTEはサービス開始から、ほぼ75Mbpsの高速通信エリアとなります。
auが使えるLTEの周波数帯は3つ、800Mhz、1.5Ghz、2Ghzです。
このうち、2Ghz帯はいまのところiPhone5専用となっています。これは他の2周波数帯がiPhone5ではつかめないからだそうです。
ということは、800Mhzと1.5GhzはAndroidスマートフォン専用となります。
800Mhz帯といえば、かの社長が大騒ぎしているプラチナバンドのひとつです。
LTEの電波が800Mhzと相性がいいのかどうかはわかりませんが、auは10Mhz幅でLTEを開始するそうです。
5Mhz幅で37.5Mbpsまでスピードが出るそうで、他者のLTEはいまのところほとんどすべてが5Mhz幅です。
10Mhz幅で始めるauは、最初から75Mbpsの速度がほぼ全国で利用可能となります!!
そして来年からは1.5Ghz帯と2Ghz帯では15Mhz幅になり、112.5Mbpsの通信速度が実現するそうです。
比較してみましょう。
例えば、先日買収されたイーモバイルで、75Mbpsの速度が出るのは
東京都 お台場周辺
神奈川県 相模原市緑区の一部、二宮駅周辺、箱根湯本駅周辺、湯河原町の一部 だけなのです。
高速LTE、75Mbps!とうたっていますが、基地局全体の5.4%・・・orz
最大手のドコモも、なかなかLTEのエリアが広がらず、かつ、速度も上がらないようです。
mova→FOMAのときは電話機の変更が必要でしたので速度感が必要でしたが、今回は1台の電話機でどちらの電波(FOMAとXi)も拾えるので、なかなか進んでいない、と言う人もいます。
今のところ75Mbps実現しているのは、基地局全体の約2%・・・電波が空いている地方では来年から速くなるようですが。
ソフトバンクに至っては、全体の0.3%しかありません。
そして、auがどのくらい75Mbps対応かと言えば、なんと、基地局全体の88.6%!!
エリアに対する割合、人口に対する割合ではありませんし、周波数ごとの集計ではないので一概には比較できませんが、同じLTE対応のiPhone5を使うにしても、どちらがいいかははっきりしていますよね。
同じ値段で横並びなら、どこにお金を払いますか?
昨日発表された端末にドコモの姉妹機が多いのは、ドコモと比較したときに、さぁどっちが快適?という自信の現れのようにも思えてきました。
SONY、Samsung、シャープ、富士通、LG。
同じような機種が並ぶ中で速度比較してみれば、はっきりしますよね。
そして、HTCのフラッグシップ・・・
auの反撃が始まったような気がしています・・・
国内外の買収に執心して基地局整備が後回しになっている会社よりも、地道にユーザの使い勝手を追求している会社を選びたいと思いました。
こっち系の話はちんぷんかんぷんなのですが、
最後の一文には激しく同意ですね(^^)
使ってナンボ、使いやすくてナンボの通信事業。
今の状態が続くなら次はやっぱりauに乗換えかな。
by 9999系 (2012-10-19 23:14)
高機能、高性能、低価格・・・いろいろ調べるうちに面白くなって、いまやほとんど趣味と化しております(^^;
一度発表した料金・サービスを覆すようでは信頼は得られません。
最初から出し惜しみなしで、お客を満足させられなければだめでしょ。
つまりは、その裏付けとして設備・制度を整備している必要があり、それが出来上がってこそ発表、提供するのが物事の順番だと思います。
料金迷走を続けるD社、口だけ達者で実績を伴わないS社には、メインとして使えるだけの自信がありません、自分には。
auにいらっしゃーい(^^) LTEは多分快適。(今時点では「予想」)
予約品を入手したら、また記事にしますよー
by よちゃん (2012-10-20 23:15)